ジョジョアニメ:第4部 登場人物紹介・考察 第4部 登場人物
能力はひとつだけじゃない!?アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場スタンド・キラークイーン 考察
2016/12/03
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場人物について詳しくまとめています。
今回は吉良吉影のスタンド・キラークイーンについて紹介・考察します!
原作漫画からのネタバレも一部含みますので、ご注意ください!
目次
爆弾の能力と最高レベルの近距離パワー型スタンド!
キラークイーンの公式ステータスと紹介文はこちら。
【破壊力 - A / スピード - B / 射程距離 - D / 持続力 - B / 精密動作性 - B / 成長性 - A】
吉良吉影のスタンド。触れた物をどんな物でも爆弾にすることができ、
好きな時にスイッチを入れるだけで対象は爆発する。
跡形もなく爆破されるため、証拠を残さずに人を殺すこともできる、
恐ろしいスタンド。
猫のような耳に、ボクサーのような成り立ち。
パワーを感じさせつつもシンプルで完成された造形をしていますよね!かっこいいです。
ベルトや、グローブ、肩など所々に猫のドクロのようなものがあしらわれているのも特徴的です。(実はこの猫ドクロ、吉良本人のネクタイにも使われています。)
破壊力はAで、スタープラチナやクレイジーダイヤモンドと並ぶパワーを持っていることがわかりますね。
実際の戦闘では、このパワーを生かすよりも後述の爆弾能力を使っていることの方が多いようです。
では、能力について詳しく見ていきましょう!
第一の爆弾
「キラークイーンの特殊な能力、それは触れたものはどんなものでも爆弾に変えることができる。」
キラークイーンのメイン能力です。
触れたものは人であろうと爆弾に変えることができる恐ろしい能力ですね。
この爆弾の種類には二種類あります。
一つは爆弾に変えたものを任意のタイミングで爆発させる「点火型」。
キラークイーンの人差し指側面には点火スイッチがあり、このスイッチで起爆させることができる爆弾に変えます。
もう一つは爆弾に触れた者を爆発させる「接触型」です。
第22話にて、重ちーは爆弾化されたドアノブに触れて爆破されてしまいましたね。
➡️第22話 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」あらすじ感想「吉良吉影は静かに暮らしたい その2」評価 重ちーの勇気が道を繋ぐ!
接触型の爆弾の特徴として、触れた者のみ爆破され、元の爆弾は爆発しないと言うものがあります。
そのため、重ちーを爆破したドアノブは無傷で残っていました。
また、キラークイーンで触れた者を即座に爆破することも可能です。
いずれの爆破方法であれ、対象物を内部から爆破され、跡形もなく消し去ることが可能です。
さらに、爆風や爆炎、爆破範囲の調節も可能で、鞄の中にある女の手を音もなく消し去るといった応用も効きます。
第二の爆弾 シアーハートアタック
普段はキラークイーンの左手に埋め込まれていますが、発射すると遠隔自動操縦型のスタンドとして稼働します。
公式ステータスと紹介文はこちら。
【破壊力 - A / スピード - C / 射程距離 - A / 持続力 - A / 精密動作性 - E / 成長性 - A】
キラークイーンの左手から発射される遠隔自動操縦型のスタンド。
温度を感知して自動的に対象を追尾し、接触すると相手を爆破する。
温度の高い方を優先的に追撃する特性を持つ。
強固な防御力を持っており、スタープラチナの力でも破壊することができない。
まるで吉良が二つスタンドを持っているようで初登場時は驚いた方も多いのでは無いでしょうか。
キラークイーンの武器として位置づけられていて、シアーハートアタックへのダメージ=キラークイーンの左手ヘのダメージとなります。
アニメでは第23話にて登場、スタープラチナのオラオララッシュをものともせず無機質に向かって来る姿は恐ろしかったですね。
➡️第23話 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」あらすじ感想「シアーハートアタックその1」評価 シアーハートアタックには弱点が無い!?
爆発の際も、第一の接触型爆弾のように触れたものだけを爆破するためシアーハートアタック自体は消えません。
壊れず、標的を爆破するまで永遠に追い続けるため吉良本人が「弱点はない」と言い切るほど。
ただし、殴って壊れずともエコーズACT3の重くする能力やクレイジーダイヤモンドの直す能力と言ったスタンドの特殊能力は効くため、そこを突かれて突破されてしまいます。
第三の爆弾 バイツァ・ダスト
個別記事で詳しくまとめています!
「静かに暮らしたい」吉良の精神を体現したスタンド
爆破した相手を跡形もなく消すことが可能、さらに細かいコントロールが効き、爆弾のタイプも切り替え可能。
おまけにシアーハートアタックを使えば、自身が人前に出ることなく、ほぼ確実に証拠を消す(殺人)ことが可能です。
なんだか特別扱いじゃ…と思えてきますよね。
しかし、スタンドが本人の精神力そのものであると考えると納得がいきます。
人を殺さずにはいられないけど、平穏に、目立たず静かに暮らしたい吉良の精神そのもののように見えてきます。
さらに平穏を乱されるという絶望から新しい能力、バイツァ・ダストを発現。
その能力も絶望の要因を自身の記憶もろとも無かったことにする、というものなので、平穏への執念が伺えます。
15年もの間、気づかれずに48人を殺してきたのも頷けますね。