【ジョジョアニメ第4部】第23話「シアーハートアタックその1」あらすじ感想!シアーハートアタックには弱点が無い!?
2016/09/23
コッチヲ見ロ…
前回の第22話は殺人鬼(=吉良)の名前をあと一歩で知れる!というところで店主が襲われてしまいました。
キャタピラの跡だけが見える描写がリアルで怖かったですね!
スタンドが見えているのはスタンド使いだけですから、一般人の店主からは肩の上に何がいるのかもわかりません。緊迫感が伝わる良い演出だったと思います。
第22話のあらすじはこちらもご覧ください!
第22話 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」あらすじ感想「吉良吉影は静かに暮らしたい その2」評価 重ちーの勇気が道を繋ぐ!
では、第23話のあらすじ感想を見ていきましょう!
目次
第23話「シアーハートアタック その1」あらすじ
公式サイトのあらすじはこちらです。
ボタンの持ち主を探していた承太郎と康一は靴のムカデ屋で殺人鬼・吉良吉影のスタンドが放つ第2の爆弾「シアーハートアタック」に遭遇する。康一は逃げる吉良を追おうとするが、承太郎はそれよりも再び攻撃する隙を狙っているであろうシアーハートアタックを警戒するよう促す。まずは犯人を確保すべきと考えた康一は慎重な行動をとる承太郎に納得がいかない。しかし、次の瞬間、シアーハートアタックが康一に取り付き―!
吉良と承太郎の扉を挟んだ心理戦
店主が倒れ、シアーハートアタックも動きを止めています。
扉の向こうから吉良はスーツを取り返そうとしていますが、やけにモタついています。
承太郎はこれに気づき、向かおうとする康一を止めます。
直後に爆発!
モタついた動作はあえて爆発に近づけるための罠だったのですね。さすが承太郎、冷静です。
店主は爆発で跡形もなく消えていました。すさまじい威力です。
康一は
重ちーは同じように爆発で殺された
だからどこを探しても見つからなかったんだ
と気づきます。
その隙に吉良はシャツを取り返し、扉の向こうへと姿を消します。
いつの間にシアーハートアタックも姿を消しており、あわてて追いかけようとする康一に承太郎は
「注意深く観察して行動しろ、だぞ。康一くん。」
15年も殺人を見つからずに犯してきた吉良は、絶対に俺たちを始末するはず。だから、まだシアーハートアタックは潜んでいるはずだと承太郎は推論を立てます。
「観察しろというのはただ見るんじゃあなくて、よく観ることだ。ただ聞くんじゃあなく、しっかり聴くことだ。」そうしないと死ぬと康一に忠告します。
承太郎、大人ですね。これまでの戦いの経験がうかがい知れます。
しかし康一のことは説得できなかったようです。慎重すぎる、僕だって成長したんだから…と。
「もしいなかったらマヌケですよ〜。」
…フラグでしたね。
シアーハートアタックが固すぎる!
直後、康一の背後にあった靴の中からシアーハートアタックが飛び出してきます。
「コッチヲ見ロッ!」
康一は「本当にいたー!」と叫び、見事にフラグ回収です。
ちょっと笑ってしまう展開ですが、触れていると爆発してしまいます。笑っている場合ではありません。
ここでスタープラチナ登場!
オラオララッシュが決まりました。が、どうやら爆弾スタンドには傷ひとつ付いていない模様。
「スタープラチナ・ザ・ワールド!」
時を止めた中で承太郎は容赦なくオラオラを叩き込みます。
めっちゃ殴ってる…。
時が動き出し、壊したか…?と思いきや…
「キラークイーンのシアーハートアタックは、狙った獲物は絶対に仕留める。」
再び動き出します!
スタープラチナで壊せないなんて…。
康一は、このスタンドの本体はまだ近くにいると言います。さらに康一のスタンドであるエコーズの射程は50mと長く、犯人を探せます。
しかし承太郎は余計なことはするなと一蹴。なぜならこれは遠隔操作型のスタンドだからだと。
遠隔操作のスタンドというのは、本体が直接操作をするのではなく、一定の決まった動きをするだけのスタンドのことを言います。操作できない代わりに、パワーは距離に依存しません。
これを承太郎はやはり自身の経験から確信しています。
しかし康一はまだ納得がいかず、ついにエコーズを発動し店の外を索敵、外を歩く吉良を発見します。
その距離は50mを超えています。エコーズでは届きません。
あのパワーで遠隔操作はありえない…。予想外の事実に、康一は取り乱し始めます。
するとシアーハートアタックは康一を捉えます。
「わかったぞ。そいつは温度の高い方を優先的に追撃してくるスタンドだ。」
取り乱していた康一は息が上がり、体温も上昇していたんですね。
承太郎は康一にエコーズを出して身を守れと言います。ですが康一、エコーズ飛ばしちゃってます。
「エコーズは奴を追って50m先にいるんです!ごめんなさいィィ!!」
渾身の謝罪です。こちらでもフラグ回収ですね。
シアーハートアタックに弱点は無い!?
「やれやれだぜ」と一言、承太郎は時を止めなんと木片を使って火を起こします。縄文時代のよう。
康一よりも温度の高いものが現れれば、進路を変えてくるという読みです。
この読みは見事的中しました!
しかし体温の温度で爆発するのなら…このスタンドは炎の手前で爆発します。
とっさにスタープラチナでガードしますが、すさまじいパワーの爆発に巻き込まれます。
「承太郎さあああん!」
康一は僕のせいで、と自分を責めますが承太郎は目を覚ましません…。
シアーハートアタックは康一を目指して追撃してきます。
一体どうすればこいつを倒せるのか…。
承太郎を抱えて逃げる康一はキッチンへたどり着きます。ここなら体温よりも熱いものがたくさんあるはず。
しかしポットにお湯はない、コンロではなくIH、オーブンも電気とツイていません。ついにスタンドに追いつかれます。
絶望的な状況で康一はあることに気づきます。
シアーハートアタックの弱点は、温度の高いものに向かって来ることを決してやめない、その性質そのものだと。
康一、覚醒ですね!こうなると強いです。
エコーズACT3!その能力とは…?
シアーハートアタックはあるものを追いかけてグルグル回っていました。
それはドジュウという熱そうな音がついたエコーズの尻尾文字。
自身の目の前にそれを取り付けられ、まるでニンジンを目の前に吊るされたロバのようです。
エコーズACT2は擬音を実体化する能力を持っているんでしたね。
強力な性質そのものを逆手に取り、承太郎の言う観察するということを見事に実行した戦略です。
この隙に康一が仗助に電話をかけていると、さっき付けたIHコンロが今更発熱します。
シアーハートアタックはコンロめがけて突進、やはり爆発します。
爆風で店の外に飛び出す康一、エコーズを呼び出しますがなんとそこには真っ二つになったACT2…。一瞬うろたえますが、その抜け殻のような姿は過去にも見たもの。
康一のピンチに、再びエコーズが進化したのでした。
そこには子どものような姿のスタンドが!エコーズACT3登場です!
「ACT3 FREEZE!」
エコーズはシアーハートアタックを殴ります。
ACT2までの姿とは桁違いのパワーとスピードに期待が高まります。
が、シアーハートアタックのパワーに押し負け、やはり傷も付けられません。
「S・H・I・T」
ACT3、言葉遣いは悪い模様…。
ちなみにACT3の声優は康一と同じ、梶裕貴さん。スタンドは本人の精神力ですから声が同じなのは納得ですが、二人が会話しているのはちょっと面白いですね。
倒せていないと焦る康一でしたが、次の瞬間、シアーハートアタックは地面にめりこみました。
吉良の左手が…
そのころ吉良はカフェにいました。シアーハートアタックに弱点は無いと信じているからでしょうか、優雅にティータイムです。
しかし突如、左手が重くなります!
キラークイーンの左手から放たれたシアーハートアタック、これが地面にめりこむほど重くされたため、本体である吉良の左手も重くなってしまったというわけですね。
4,50kgの重りをつけているようだということで、ティーカップどころかカフェのテーブルさえも叩き割るほどの重さです。
「重いッ!」
さらには重さで振り下ろした手がウエイターの服を引きちぎっていまいます。
「なにをなさるんで?お客様ヒドイ」
こうなってしまったらシアーハートアタックを取りに行かなければ…。
感想
承太郎さんさすが!
承太郎の冷静な観察力と判断が光っていましたね!やっぱり強い!
4部ではあまり戦闘をしていませんが、第16話のネズミ戦に続きとことん経験を見せつけてきますね。
しかし爆発を受けた以降、目を覚まさないのが心配です。
一方で(まだ未熟な)康一の言動にやきもきさせられた回でもありました。
ですが、窮地で覚醒しなんとエコーズ進化と、承太郎とまた違った強さを感じますね。承太郎が康一を認める理由もよくわかります。
シアーハートアタックも一時はどうやって倒すんだ…という絶望感がありましたが、康一の強さでようやく反撃に。ここまで来たら負ける気がしないです!
ラストシーンでは吉良のちょっと情けない姿が見れて笑ってしまった方も多いのではないでしょうか。ウエイターとのやりとりは印象的ですね。
殺人鬼ではありますが、どこか嫌いになれませんね。
さて、次回は吉良と対面するのでしょうか…?
シアーハートアタック後半戦、楽しみです。
●第24話のあらすじ感想はこちら!
➡️第24話 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」あらすじ「シアーハートアタック その2」評価 吉良吉影の執念が強すぎる!