【ジョジョの奇妙な冒険】ジョースター家の家系図を解説!(第1部〜第6部)
2017/09/06
アニメは第4部まで放送され、なんと実写映画も上映されましたね。
ところでジョースター家、なんだか部が進むにつれややこしくなってきていませんか?
この記事では第1部から、まだ放送されていない第6部までの家系図をまるっと解説していきます。
第4部だけ観た方も第1部から観ている方も、
ここで一度家系図を整理して見てみましょう!
一部、原作からのネタバレを含みますのでご注意ください!
目次
ジョースター家の家系図はこれ!
早速ですが家系図をご覧ください。
(クリックで拡大します)
赤い枠線で囲まれている人物がジョースターの血を引いています。
その中でジョナサン、ジョセフ、空条承太郎、東方仗助、ジョルノ・ジョバァーナ、空条徐倫の6人が順に第1部から第6部の主人公となっています。
それにしても、やはりちょっとややこしいですね(特に仗助のあたりでしょうか)。
順番に見ていきましょう!
第1部 ファントムブラッド
舞台はイギリス。
ジョースター家の血統をめぐる奇妙な冒険の始まりの物語です。
主人公であるジョナサンと、ジョースター家に養子としてやってきたディオとの奇妙な関係が、石仮面や波紋を背景に描かれています。
二人の関係性の変化は見ものです。
この第1部で生まれたジョナサンとディオとの因縁が血統を巻き込んで後の第6部まで続くことになります。
ディオはジョースター家の人間なの?ジョナサンとの関係は?
上の家系図では、ジョナサンとディオを上から枠線でひとくくりに囲みました。
第1部でディオはジョースター家の養子となります。つまりジョナサンとは兄弟ということになりますね。
実際にはディオはブランドー家の人間で、もちろんジョースター家の血は引いていませんでした。
第3部をご覧になった方は解るかと思いますが、
第1部のラストシーンでジョナサンと共に海に沈んだディオは、第3部にて首から下のジョナサンの身体を奪って登場します。
死んでしまったのも悲しかったですが、第3部でまさか乗っ取られて再登場(とは言っても、ジョナサンの意思はありません)したのはちょっとショッキングでしたよね。海の底で眠ってくれていたほうが良かったような…。
結果、首だけディオ、ディオだけどジョースター家の血が流れているという、まさに奇妙な血縁関係ができあがったわけですね。
言わばディオとジョナサンは同一のもの。ディオとも血のつながりが生まれたということになります。
ちなみに、第5部の主人公であるジョルノはディオの息子ということになりますが、ジョナサンの息子でもあります。
まさにディオのカリスマ性とジョナサンの精神が合わさったような器を持っていました。
➡️【ジョジョの奇妙な冒険】第1部の相関図をまるっと解説!始まりの物語!
第2部 戦闘潮流
ジョナサンの孫にあたる、ジョセフが主人公のこの部。アメリカが舞台となっています。
もちろんジョナサンは第1部のラストシーンで死亡しているため彼とは出会っていませんが、その妻であるエリナはジョセフが慕う強かなおばあちゃんとしてバッチリ登場します。
ストーリーとしては遺跡で発掘された柱の男たちとの闘いを中心に、ジョセフ自身の成長が描かれています。
第1部で登場した石仮面は柱の男たちのリーダー格であるカーズが作り出したことが明かされ、彼らの驚異的なパワーも相まって世界壊滅の危機にある…という状況を、お調子者で頑張ることが嫌いなジョセフがかっこよく乗り越えていきます。
また、この後の部と比べると登場人物が少ないため、各人物の背景や信念が細かく描写されている印象を受けます。
第3部 スターダストクルセイダース
ジョセフの孫にあたる、空条承太郎が主人公です。
ジョナサンから見ていくと第2部ではその孫、第3部ではまたその孫、と順当に血が受け継がれていますね。
第3部の舞台は日本。男子高校生である承太郎がスタンドと呼ばれる能力を発現したところから物語が始まっています。
この能力が発現した原因はDIO(ディオ)。第1部のラストでジョナサンとともに海に沈んだディオが100年越しに復活し、それに呼ばれるかのようにジョースター家の人間(ジョセフ、ホリィ、承太郎)にスタンドが発現したのです。
DIOはジョナサンの体を乗っ取って復活したため、同じジョースターの血が流れる者に影響を与えました。
承太郎はDIOの影響で危篤状態に陥った承太郎の母ホリィを助けるため、ジョセフたちとともにDIOのいるエジプトへと旅立ちます。
第4部 ダイヤモンドは砕けない
第3部から12年後の日本、杜王町という町が舞台となっています。主人公はジョセフの息子であり承太郎の叔父、高校生の東方仗助。
字面だけ見るとよくわかりませんね…。以下でわかりやすく解説していますのでご安心を!
ストーリーは杜王町に増えるスタンド使いから町を守るため立ち上がる仗助と、町を脅かす元凶との追跡劇となっています。
また、仗助の仲間になるスタンド使いたちとの友情も強く描かれています。
これまでの部が敵を倒しに行く、という構図だったのに対し第4部は同じ町の中に悪が潜んでいるという構図になっており、ちょっとしたミステリーと日常が隣り合わせのクレイジーな部という印象を受けます。
承太郎と仗助の奇妙な血縁関係!
前述の通り第3部までは特にイレギュラーもなく順当に血が受け継がれています。
問題は仗助の存在ですね。
仗助はジョセフの息子にあたります。
ジョセフにはスージーQという妻がいて、一人娘のホリィ(承太郎の母)を授かっています。
そして仗助は、ホリィの娘である承太郎よりもさらに12歳年下です。
つまりジョセフの不倫によって産まれた子です。
なんと、ジョセフが62歳の時の子ということになりますね。元気だな…
第3部時のジョセフは68歳なので、彼がエジプトツアーをしている時にはすでに仗助がいたということになります。
よって仗助は承太郎の年下の叔父という、これまた奇妙な血縁関係となっています。
ちなみに、もしジョセフが誠実で不倫なんてしなかったら仗助は産まれず、第4部で承太郎が杜王町に来ることはなかったはずなので、全く違う物語(もしくは無かった)だったかもしれません。
繋がるジョースターの血!第5部と第6部
アニメではまだ放送されていない部分ですが、
ディオにはジョルノ、承太郎には徐倫という娘がいます。
第5部の主人公、ジョルノは15歳。
第4部の時点で13歳です。そのため、10年前である第3部時にはすでに3歳であったとわかりますね。
ディオは承太郎に倒されましたが、息子がいる、と思いながら見返してみるともしかしたら違う印象を受けるかも…?
(ただし、ディオとジョルノは親子ではありますが出会っていません)
第6部の主人公、徐倫は19歳で登場します。
第4部時点で6歳です。あれ、承太郎さん、結婚してたんスね…。
たしかに第4部での承太郎にはかなり大人な余裕を感じますし、納得できなくもないですね。
しかし、その後妻とは離婚、第6部では徐倫から嫌われてしまっています。
この二人、第1部から続くジョースター家の激動を感じさせますね。
ここまで受け継いできたジョースター家を未来に繋げる、世代交代を象徴しているようです。
まとめ・感想
いかがでしたか?
それぞれ全く別の舞台で活躍していますが、血縁は部を越えて繋がっています。
一つの流れとして見ると面白いですね!
また、ぜひジョースター家の精神にも注目してみてください。
たとえば紳士なジョナサンとお調子者のジョセフは正反対のように見えても、自身の「正義」で敵を倒したというところに共通しています。
このように、第4部において「黄金の精神」と言われた輝きを彼らは持っているようです。