【ジョジョアニメ第4部】第25話「アトム・ハート・ファーザー」あらすじ感想!吉良吉影に守護霊がついていた件
2016/09/23
前回の第24話では吉良をギリギリまで追い詰めるも、その生きる執念により逃げられてしまいました。
完全な別人となったとなると、追跡劇が再び振り出しに戻ったということになりますね。
●第24話のあらすじ感想はこちら!
➡️第24話 アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」あらすじ感想「シアーハートアタック その2」評価 吉良吉影の強すぎる執念!
吉良は執念もさることながら、その強運にも目を見張るものがありますね。
一体どこから湧いてくるのでしょうか。
では、第25話のあらすじと感想を見ていきましょう!
目次
第25話「アトム・ハート・ファーザー」あらすじ
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吉良吉影の手がかりを得るため、かつて吉良が住んでいた家を調査する仗助たち。それといった特徴のない吉良だが、承太郎は家の中の物から高い知能と能力を隠すため、わざと自分の長所や短所を人前に出さない男だと分析する。それと同時に、長年切った爪とそのデータを机の引き出しに保管しているのを発見。仗助たちは平凡な男の異常な趣味を目の当たりにし、不気味さを感じていた。すると、ふいに机上にあるポラロイドがひとりでにシャッターを切って…。
つまらない結婚生活!帰ってきた夫は…
場面はどこかの家。
猫を抱えた、やつれた風の女が登場。
彼女はどうやらつまらない結婚生活にマンネリを感じている様子です。
そこへ彼女が言うつまらない男(夫)が帰宅。
「ただいま」
ん…?この声は…
やつれた妻は夕飯なんて用意しておらず、そこにカップラーメンがあると告げます。ひどい。
それを聞いた夫は普段料理なんてしないのに、ラジオをかけ手際よく夕飯を作り始めました。
吉良の自宅を大捜索
場面は変わり、
仗助、承太郎、康一、億泰たちは逃げた吉良の手がかりを得るため、吉良がこれまで住んでいた家に来ていました。
もちろん別人となって逃げた吉良はすでにこの家を捨てています。
写真アルバムなどは見つかりますが、その略歴ともども特徴のない情報ばかり。
さらに飾ってあった賞状やトロフィーは全て3位のもの。いくつもあり、しかもその分野もバラバラ。
承太郎はこれらのことから、もともと高い能力を持つがそれをあえて隠しているのだと分析。
それもそのはず、これまで異常なほどの執念で平穏に暮らそうとしてきた吉良です。その素性は会社の同僚さえもよく分からないものでした。
吉良の趣味って何?
何か趣味のようなものを見つけられればと捜索していた承太郎ですが、仗助が何かの欠片のようなものが詰められた瓶を収集していたことを発見。
中身を出して臭いを嗅いでみたりしていますが…。どうやらちょっと臭うよう。
同じ引き出しにノートと爪切りも入れられていました。
そのノートに書かれていたのは、なんと吉良の15年分の爪記録。
どの指が何mm伸びたか、丁寧に記録されていました。ドン引き仗助。
「絶好調!!」という文字が書いてあるページも。楽しそうですね。
15年前というと、吉良の最初の殺人…杉本鈴美の殺人が起こった年。
このノートで吉良は自身の体調もとい殺しの体調を測っていたのです。
この家には何かいる!!
と、部屋にあったポラロイドが勝手にシャッターを切ります。
現像されて出てきたのは、仗助と承太郎のいる部屋の写真。
そちらに向けてシャッターが切られたのでその点は不審ではありませんが、なぜ勝手に…と写真を覗くと、仗助たちの背後に誰かが写り込んでいました。
「父親だ!!」
それは先程のアルバムに写っていた吉良の父親!
父親は吉良が21歳の時に死んでいます。
つまり幽霊!
やべえっスよ!
突然鳴り響く電話のベル。
仗助は飛んできた受話器に殴られます。
写真の中の父親が動き、電話をかけていました。
父親が写真の中で仗助に受話器を投げつけたので、現実の世界にも反映されたという仕組み。
父親も幽霊ながらスタンド使いのようです。
「息子を追う者は死んでもらう」
力ずくでは破れない親父の能力!
仗助はクレイジーダイヤモンドで元凶である写真を破りました!
すると…
承太郎の顔に切れ目!
続けて仗助の体にも切れ目が入ります。
それは破った写真の部分と一致していました。
慌てて写真を直し事なきを得ましたが…どうやら力づくでは打開できないよう。
億泰のザハンドならと呼びますが、億泰は仗助らがいる部屋をまるで飛び越えたように向こうの窓に衝突してしまいました。
父親、吉廣の能力は写真に写ったものを現実世界から分離して支配するというもの。
つまり、仗助と承太郎は部屋の中にいるようでそうではなく、写真の中に閉じ込められていたのでした。
だから写真の外にいた億泰は分離された部屋に入ることができなかったんですね。
➡️吉良吉影の実の父親でありスタンド使い!アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場人物・吉良吉廣 考察
諦めた承太郎!
ついに吉廣は包丁を取り出し、仗助たちを始末する気です。
「無敵のスタープラチナでなんとかしてくださいよォー!!」
しかしこの能力、力づくでは破れないとなるとスタープラチナでも…。
「俺はもう諦めたぜ」
承太郎さーん!
吉廣は写真の中で仗助たちの首を切りました。
すると部屋の引き出しから包丁が飛び出し、飛んできます!
諦めてしまった承太郎さん、包丁は目前!
絶体絶命…!
親父の能力の弱点!
あと一歩で首をはねられるというところで承太郎は、自分たちが写っている写真のさらに吉廣がいる部分だけをポラロイドで撮影しました。
すると現像されたのは吉廣だけの写真。これでどこも支配できなくなりましたね。
自身が写っている写真の中を支配するなら、一人だけにしてやればいい。
ここが吉廣の能力の弱点でした。
さすが承太郎さん、バシッと決めましたね。
「仗助、こいつに何か言ってやれ。決めのセリフをバシッとな」
「お前なんか全然怖くなかったぜバーカ!!」
閉じ込めることに成功しました
どうやら吉廣は写真から身を乗り出して行動できるようです。
しかし写真を二つ折りにしてセロテープでぐるぐる巻きにすれば完璧ですね!
柱に画鋲で止めてしまいした。
そして手分けして捜索を再開する面々。
ですが吉廣、どうやらどうしても見つかって欲しくないものがあるらしく、ただではやられません。
騙されやすそうな億泰と康一を「息が苦しい」と騙します。
億泰は画鋲をたくさん刺してやりましたが、そのおかげで逃げられるというフリをかまします。
つられて開けてしまう億泰。
吉廣は隙間から服の袖から糸をほつれさせ、まるでスパイダーマンのように飛んで行きました。
まだあった!弓と矢!
一方仗助は引き出しから弓と矢を発見していました。
形兆が持っていたものはスピードワゴン財団が保管しているはず…。
考えるのもつかの間、逃げ出した吉廣は弓と矢を奪い、写真の中に取り込む(そんなことできるんですね…)と天井の隙間からするりと逃げて行きました。
どうやら弓と矢は一つじゃなかったようです。
それならば第3部でのDIOたちが短期間であれだけスタンド使いを増やせたのにも納得がいくと承太郎。
➡️ジョジョの奇妙な冒険(ネタバレ)スタンド使いを生む弓と矢の秘密!第4部には二つ登場?
「あの父親にして息子あり」
二人揃って生き延びるという強い執念。またも敗れてしまいました。
吉廣はたった一人の愛する息子、吉良吉影を守る為に弓と矢を利用するつもりのようです。
川尻家の変化!まさかのキラークイーン登場ッ!
場面は戻り、川尻家。
川尻夫は二人分の夕飯を作り終わっていました。
そして爪を切っています。
昨日も切っていたと指摘する妻。
「伸びが早いのね。」
どうやら夕飯はとても美味しいようです。
日が変わり、外に閉じ込められていた猫。
原因は、普段は閉めない窓を夫が閉めてしまったため。
どうやら夫の様子が普段とだいぶ違う様子。風呂場にいた夫(なかなかいい筋肉してましたね)はいつもの電気シェーバーでなくカミソリで髭を剃っていました。
そこへ大家が滞納している家賃を集金に来ます。
金庫に金はありますが、その番号がなぜかわからない夫。
そこで夫はキラークイーンを発動
大家の集金ポーチを開け中から50万円ほど盗み、それを大家に渡しました。
妻はそのゲスな行動に「なんてロマンチック」と惚れ直したようです。
感想
なんだか盛りだくさんな回でしたね!
ここまで1話で進めるのか!という感じは否めませんが、吉良追跡のスピード感が表現されていると考えればなかなか緊迫感があってよかったですね。
また、承太郎が登場する回の安心感はすごいですね。今回も冷静に決めてくれました。
視聴者としては、もう川尻夫、吉良だろ…。
声優さんも同じ、爪の伏線も見事1話に収められ、きわめつけはキラークイーン!
見た目はまったくの別人でしたが、吉良は川尻さんになり代わったとみて間違いなさそうです。
果たして仗助たちはどうやって彼にたどり着くのでしょうか。
次回第26話はジャンケン小僧の回ということで、追跡劇は一時休戦ですね。
次週、露伴先生の活躍に期待です!