ジョジョアニメ:第4部 登場人物紹介・考察 第4部 登場人物
第4部の常識人!アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場人物・広瀬康一 考察
2016/09/23
アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場人物について詳しくまとめています。
今回は広瀬康一(ひろせこういち)について紹介・考察します!
原作漫画からのネタバレも一部含みますので、ご注意ください!
杜王町のごく普通の高校生!
第4部の舞台である杜王町(もりおうちょう)のぶどうが丘高校に通う高校1年生です。
両親、姉、そして飼い犬と暮らし、ごく普通の生活を送っています。
第1部から第3部を見た方々は、あまりに小柄(?)な康一の登場に意表をつかれたのではないでしょうか。第4部でも主人公である仗助や承太郎といったとてもガタイのいい人たちが登場する中、彼は存在感を放っていますね。
公式サイトでの紹介文はこちら。
仗助の同級生。身体も小さく、どこか頼りない性格だったが、
様々な戦いを通して成長していき、仗助たちから強く
信頼されるようになる。身近な人を守ることに対しては
非常に強い意志を持ち、仗助と共に戦う。
康一は第4部冒頭にて
「ぼくの名まえは広瀬康一 15さい」
と、自己紹介しながら登場します。この登場シーンはその頼りなさげな見た目、身長も相まって少年漫画が始まった!?と感じた方もいるのではないでしょうか(少年漫画に違いはないのですが…笑)。
特に戦える様子もなく、スタンドも使えない…。
常識破りの仗助や承太郎に、視聴者目線でツッコミを入れられる常識人かつごくごく普通の高校生という部分が強調されていました。
ある意味、日本の街を舞台にした第4部の象徴とも言えるキャラクターかもしれませんね。
しかし、前述の通り仗助や承太郎と出会(ってしま)います。
この出会いが康一を変えていくことになります。
スタンド使いたちとの出会い!
仗助と承太郎に出会った康一は、半ば巻き込まれるようにして彼らと行動をともにします。
最初は物騒なことに巻き込まないでほしいという一般人ポジションでしたが、ある時、スタンド使いである虹村形兆(にじむらけいちょう)に矢で射抜かれ、スタンドを発現します。
圧倒的な成長力!アニメ「ジョジョの奇妙な冒険 第4部」登場スタンド・エコーズ 考察
彼らに出会わなければ街のスタンド使いたちが起こす事件や吉良による殺人も知らずに、普通の生活を送れていたかもしれないと思うとちょっと複雑な気持ちになりますね。
しかし結果的には自分自身が戦うという勇気を手に入れ、家族が暮らす杜王町を守りたいという強い意志から、物語を通じて精神的に大きく成長していきます。この成長性は承太郎とは違う強さを感じます。
この成長がエコーズにも表れているのがよくわかりますね。
その強い意志は仗助や承太郎、岸辺露伴らからの信頼を得るようになりました。さらには杜王町に潜んでいたスタンド使いたち(一度は敵として対峙した者も)からも異常に好かれる性質を持ち、最終的には第4部で一番交友関係が広いキャラクターになりました。
第4部は第1部から第3部までの冒険に出るという構造ではなく、一つの街の中で物語が展開されていきます。
そのため、仗助の台詞である
「スタンド使いはスタンド使いに引かれあう!」
この言葉は第4部の非常に重要なキーワードになってきます。
康一はこの言葉をも象徴していますね。
山岸由花子との関係はどうなるの?
さて、スタンド使いである山岸由花子(やまぎしゆかこ)は初登場時から康一に激しく求愛していますね。
その愛情はもはや歪んでおり、康一を監禁、さらには自分のものにならないならと殺そうとしました。
結果この出来事は康一の精神を大きく成長させるものとなりました。
当初は彼女の言動に相当引いていた康一でしたが、上記の成長からか自分から和解を申し出ます。
その後、由花子は辻彩(つじあや)のスタンド能力によって魅力を手に入れ、康一もその能力によって由花子に惹かれます。
スタンドの効果が切れた後も、先の監禁事件から始まる濃い付き合いからかいつの間に由花子の性格に惚れていたことに気づきます。
こうして両想いとなった彼らは、その後直接デートシーンなど描かれてはいませんが恐らく付き合い続けているはずです。
かなり強い絆となっていますから、もしかしたらそのまま結婚してしまうかもしれませんね。
ちなみにこの二人が結ばれたことを受け、仗助と億安は腰を抜かしました。
億安に至っては号泣するほど。視聴者と同じくらいびっくりする、予想外の出来事だったようですね。