【ジョジョアニメ第4部】第20話「山岸由花子はシンデレラに憧れる」あらすじ感想!やっぱり人間見た目じゃない!
2016/09/23
康一に振り向いてもらえない恋する乙女、由花子が主人公のこの回!
例の監禁事件以来、進展のなかった二人の関係やいかに……
では、第20話のあらすじ感想を見ていきましょう!
目次
第20話「山岸由花子はシンデレラに憧れる」あらすじ
公式サイトのあらすじはこちら。
康一にまったく振り向いてもらえないことに落ち込んでいた由花子は、とある店の前で足を止める。エステ「シンデレラ」、その店は普通のエステとは違い「幸福の顔」を作るという変わった店だった。エステティシャンの辻彩に「愛と出会う顔」にしてもらった由花子が町に出ると、さっそく康一に遭遇。しかも、いつもと様子が違ってとてもいい委囲気に…。これまでの人生で最高の幸せを感じる由花子だったが、その効果は30分しか持たず…。
恋する乙女、由花子!
山岸由香子は、最近落ち込んでいた。
その眼差しの先には康一。
その目はまさに、恋する乙女でした。
少しでいいから振り向いてほしいと願う由花子。
と、エステ「シンデレラ」の前で足を止めます。
中から感謝の言葉を叫びながら飛び出してくる明るいブス。
その後ろにはエステティシャンらしき服を着た女性。
「暗い美人より明るいブスの方がマシってことね」
エステ「シンデレラ」の秘密
その女性は辻彩。
「フ〜」という低血圧っぽい話し方が特徴的です。
普通のエステではなく、幸福の顔を作るエステだという辻彩。
彼女曰く、人は人相で運勢が変わり、つまり愛される顔を作れば愛される運勢を手に入れられると。
ちょっと胡散臭いですよね。
しかし、好きになればなるほど男の子に逃げられる…すなわち康一とのことをズバリと言い当てられます。
CGの顔のパーツをめちゃくちゃに動かし、愛と出会う顔を作り見せる辻彩。
顔のパーツを動かすなんてまるで整形です。
しかしあくまでメイクとマッサージで整え、30分しかもたないものだと説明。
由花子もただのメイクならと施術を受けます。
「じゃあ目を閉じて」
と、辻彩の後ろにスタンド『シンデレラ』が現れます!
どうやらスタンド能力のようです。
愛と出会う由花子!(30分間)
施術が終わり外へ出ると早速康一と出会います。
普段の康一と違って、浮かない由花子の事を心配していた様子。
康一をお茶に誘うと…まさかのオッケー!
康一が誘いに乗った時の由花子の顔が可愛かったですね。
思いがけず手が触れ合ったりと、まるでラブコメです。
しかし30分で突如腹痛を起こした康一は去ってしまいます。
運勢の力、凄まじいですね。
「どうして30分だけなのよおおお!」
魔法使い辻彩
憤怒する由香子は再びシンデレラへ向かいます。
ここまでくると絶対に康一の心を手に入れてやると必死です。
辻彩はおとぎ話のシンデレラの清い心を例に、愛を手に入れるにはそれなりの心がけが必要だと言います。
その心がけとは30分ごとに口紅を塗ること。
今度は「愛を捉える顔」にしてちょうだいと迫る由花子ですが、愛を捉えるには全身を直す必要があります。
しかも24時間で7万2000円。すでに強い意志を固めている由花子はその条件を飲み込みました。
由花子は施術中に辻彩が肉体のイメージを変換するスタンド使いということを知りますが、危害を加えないことから信用します。
「あなたは魔法使いよ。」
ついに想いが通じ合う二人!
康一は間違えて由花子のカバンを持ってきてしまっていました。
そこへ愛を捉える身体を手に入れた由花子が現れます。
確かに沸き起こる気持ち…!
しかしここへ邪魔が入ります。(露伴先生)
愛を捉えられないと抗議の電話をかけますが、辻彩は過去にあったこと(監禁)によって理性が彼を抑えていると言い当てます。本物ですねこの人。
そして露伴と一緒にデパートへ来ていた康一ですが、その人脈でいつの間に人が増えていました。
仗助、ジョセフ、透明な赤ちゃんに康一の母親まで勢揃いです。由花子も不満ながら着いていきます。
と、露伴のカメラのフラッシュに驚き、赤ちゃんが透明になっていきます。
急いでデパートを出ようと走る仗助とジョセフ
康一はジョセフにぶつかり飛ばされます。体格差…。
康一は由花子に倒れこみ、見つめあう二人……
そして二人は熱いキスを交わします。
ええ…。
顔を失った由花子!
日は変わり康一は、仗助と億泰に
「ぼく由花子さんとチューしちゃった」と告白。
聞いた二人は腰を抜かします。
「由花子さんのこと、好きになっちゃったみたい」
と語る康一に、億泰は号泣です。
しかしあれ以来会ってくれないし連絡も取れないのだとか。
と、康一が外へ出ると由花子のような後ろ姿。
しかし全く顔が違う女性でした。
由花子さんと声をかけた康一に対し、女性は
「私、そんな人ではありません。」とはね退けます。
人違いだったと去る康一に、泣き出す女性。
どうやら顔は違えど由花子のよう。
彼女はシンデレラへ殴りこみ、髪の毛で辻彩を放り投げ、本領発揮です!
由花子だ!!
顔がなくなった原因はやはり口紅を塗り忘れたことでした。
口紅は運勢を固定するためのもので、運勢を変えるには膨大なパワーが要ります。
だから「心がけ」を忘れてはいけなかったのですね。
辻彩から顔のパーツはこの世から消滅したと告げられます。
どうする由花子…
そこへ康一が入店。
再び「いいえ、私そんな人ではありません。」とはね退けますが…
「その性格なんだなあ。
そのものすごくタフな性格、間違いなく由花子さんだよ」
康一はその性格に惹かれていました。
辻彩は、顔でなく性格で由花子と見破った康一の行動に免じて、最後のチャンスを与えました。
それは無数の顔パーツから一つ、自分の顔を選択すること。
自分の顔を選べば元通りですが、他人の顔を選ぶともっと醜い顔になり、そしてその運勢で一生暮らすことになります。
簡単なようで非常に難しい問題に由花子は自信がなくなって呼吸も荒くなってきますが……
「いいえ、私選ぶのやめたわ」
康一に選んでもらえばどんな顔でも後悔はない。と自身の運勢を康一に託します。
その想いに怖じ気づかず、康一もそれに応えます。
後悔しないとか言っているけど、違う顔になったらやっぱり見られたくないであろう由花子のために自分の目を傷つけてくれと、本気で頼む康一。
そして康一が選んだ顔は由花子にピッタリはまりました。
実は正解の顔はなかったのですが、辻彩は二人の想いの強さに感動し、由花子の顔を戻してあげました。
まさに人に幸せを与える魔法使い。
「男の子を見る目だけは確かだったようね。」
感想
なんと、二人が結ばれましたね。
例の監禁事件ではまさかこんなゴールが待っているとは思えませんでしたが…
今回の由花子の意志には心を打たれましたね。
注目したいのは、結局シンデレラの能力ではなく由花子のもともとの性格に康一が惹かれたということ。人は見た目じゃないんですね!
二人とも精神力の強さで言ったら第4部の中でもトップクラスです。
その意味ではお似合いかもしれません。
それにしても、あまりに急なキスシーンにはええ…となった人も多いはず。
さて、このお話は1話完結と言うことで次回も楽しみですね。どうやら吉良吉影が登場しそうです。
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